退職代行って転職に不利？転職先にバレる？【影響を現役人事部員が解説します】

退職にあたって退職代行の利用を考えている方もいますよね。

使うにあたって一番気になるのは、その後に影響があるのかどうかではないでしょうか？

退職代行を使ったということが転職先にバレることは、まずありません！

そもそも、前職の会社に転職先が勝手に連絡をするということはありません。

従業員の情報を企業が本人の同意なく漏らすということは、個人情報保護の観点からもあり得ませんから、安心してください！

この記事の信頼性

退職代行の利用が転職先にバレない３つの理由

採用経験もある現役人事部員の視点で、退職代行が転職先にバレない理由を解説します！

転職先の企業が前職の企業に勝手に連絡を取ることはない

バックグラウンドチェックやリファレンスチェックという言葉を聞いたことがありますか？

調査機関などを利用するなどして経歴に嘘がないか確認したり、応募者の同僚や上司に人柄や仕事ぶりを確認するというようなものです。

採用にあたり、過去にはこういった調査を行っていた企業もあったようですが、現在は個人情報に関する法令が厳しいこともあり、実施企業は少なくなっているようです。

実施する場合、応募者本人の同意を得て行わなければ違法となります。

自分が知らないうちに勝手に調査される、ということは絶対にありませんので安心してください！

個人情報保護の観点から、プライベートな情報を漏らすことは禁じられている

企業が本人の同意なく、従業員の情報を第三者に提供するということは法律で禁じられています。

転職先が前職についての調査を勝手にできないように、前職側も勝手に元従業員の個人情報を勝手に誰かに提供することはできません。

退職代行の利用というのは個人情報の一部に当たりますし、本人の同意なく誰かに知られることがないように法律で守られていますので安心してください！

LINE、メール、電話などで簡単に相談、依頼できる

退職代行利用は手間がかかりそうだし、それによって誰かにバレてしまうのでは？と不安になる人もいるかもしれません。

最近は、LINEやメールで簡単に相談できるところが増えています！

対面でのやりとりをしたくない、苦手、という方はそういったところを優先的に検討すると良いと思います。

退職代行の利用が転職先にバレる理由

それでも退職代行の利用が転職先にバレてしまう場合、どんな理由が考えられるでしょうか？

転職先が関連企業や同業他社だった

関連企業や同業他社に転職した場合、退職代行の利用がバレる可能性があります。

関連会社で普段から人事交流があったり、同業で社員同士が知り合いだったりすると、その繋がりから話が広がってしまうかもしれません。

ただ、退職代行を利用していたという事実だけで簡単に解雇することはできません！

退職代行の利用そのものは、法に触れるようなことではありませんので堂々としていましょう。

面接で話してしまう

面接の中で、前職の退職理由について聞かれた際に自分から伝えてしまうこともあるかもしれません。

ただ、退職代行を利用しなければならなかった理由があるはずです。

それを論理的に説明することが大切です。

また、退職代行を利用したかどうかを正直に話す必要はありません。

退職代行を利用したと伝えなくても、退職理由を説明することはできるはずなので、あらかじめ準備しておくとよいでしょう。

退職代行の選び方

退職代行を利用する場合は、弁護士が運営するところを選びましょう。

そもそも民間の退職代行サービスは弁護士法違反の可能性を指摘されています。

有給休暇消化や退職金についての相談、退職日がいつになるのか、場合によっては損害賠償請求への対応など、退職にあたって確認しなくてはならないことはいくつもあります。

これら全ての問題に幅広く対応できるのは、弁護士だけです。

安さにつられて民間業者に依頼した場合、かえってトラブルに発展してしまう可能性もあります。

企業側としても、弁護士と交渉できるということは安心感につながりますよ。

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まとめ

今回は、「退職代行って転職に不利？転職先にバレる？」について、現役人事部員の視点から解説しました。

退職代行の利用で転職に不利になったり、転職先にバレることはほとんどありません！

ぜひ参考にしてくださいね。

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